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渕布汁椀 刷毛目/根来(朱)
¥9,350
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渕布汁椀 刷毛目/曙(黒)
¥9,350
残り2点
福井県鯖江市に工房を構え、代々漆とかかわり、漆芸5代目となる錦壽/山岸厚夫さんの作品。
“使いやすく身近に感じる漆器を”
つやつやな漆器ではなく、刷毛目を出すことによって、すり減ったような雰囲気の漆器を考案されました。
そのため、根来(朱)の器には中塗りの黒、曙(黒)の器には中塗りの(朱)の跡がみられます。
また、器は木をくり抜いて作られているので、刷毛目の下には木の模様も。
こちらは渕に布を貼り、渕の強度を上げてその上から黒や朱の漆を塗ってあり、布も表情の一つとしてみられます。
山岸さんの作品だけでなく、家族で制作されています錦壽さんの品には「木固め」という工程が必ず含まれています。
生漆を木に直接塗り浸透させ、その後に下地を塗ることで、剥げにくく丈夫な器になる大切な工程だそうです。
漆を扱う量も増えるため、もちろん原価がかかってきますが、全作品に施されているそうです。
漆は天然の素材であり、使えば使うほど自分の味になってきます。
その変化も楽しんで長く使っていただけるといいです。
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「漆器の扱いは初めて」という方は、お気に入りの陶器や木製食器と同じようにお使いください。
ギャラリーキアヌ店主はいつも、洗剤と柔らかいスポンジで洗ったら、ふきんで拭き取り、完全に乾くまでテーブルに乾いた布を広げて少し置いておきます。木の器に漆を塗って丈夫になっていますが、ステンレスの水切りカゴなどに立てかけてどんどん食器を積んでいき、縁が掛けてしまっては嫌なので、このようにしています。
他のお気に入りの食器も同様にしています。
テーブルに並んでる佇まいもいいですよ。
【サイズ】口径およそ11.5cm×7cm
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【使用上の注意】
□電子レンジ・オーブン・食器洗浄機・直射日光での保管 不可
□金属カトラリーなどは漆が剥げる原因になるため、木製カトラリーなどご利用ください。
□長持ちさせるには、お味噌汁なども沸騰したてではなく少し落ち着いてから注ぐことをオススメします。